エピソード5〜幸せ ついにやったのだ・・・・・ このような光景を僕は一年前に想定できたであろうか? 僕と坪井さんの会社が作り出したその教材は 英語教材の中でも奇跡的な売り上げを記録し、 年間で売れた英語教材の中では、過去20年で 最高の数の出荷を記録した。 さて、ではどのような教材であったのか? 説明しよう。 僕はあの日英語の単語・熟語のチカラをいかに 退屈させず学んでもらいかが、英語学習の鍵になる と思っていた・・・・ そこで飽きずにできるものの特徴を考えた。 それは・・・・・・三つあった・・・・ 一つ、勉強をする過程においてワクワク感を与える ことができるということ。 二つ目は、勉強する過程において、様々な変化を 体験できるようにすること。 三つ目は、全体像を理解させ、どんどん自分が完全 に近い能力を身につけていると感じさせること。 僕はこれをどうにか形にできないかと考えた。 そこで考えたのがゲームソフトであった。 僕はまず、レベル別に単語を500ずつ動詞、 形容詞、副詞、熟語などをバランスよくまとめた ものを作った。 その500だけで、会話が成り立つようにした。 次に、その単語を90パーセント使用した、会話に よって、よりビジネスを大きく展開していくという趣旨 のゲームのストーリーを作った。 そして、最後に前編、中篇、後編と分けて、合計1500語 を学べるような形にした。 その中身はソフトと、そこに使われる、単語・熟語集が 入っている。記憶した、単語・熟語がすぐさま使用できて、 しかもストーリーになっているから、楽しめる・・・・・・・ 僕にとって問題なのは面白いストーリーを書くことと、 それをどのようにゲームとしてあてはめていくかであった。 しかし、それは心配に及ばなかった。 坪井さんは、即座に必要な人間を集めてくれv、連日の 会議の後に商品の構想が決まり、製作にはいった。 正直に自分で一番初めにプレーしたときの感想は、 最高であったと言える。 自分がこのような教材を創ることができたことに驚き、 仲間に感謝した。 かくして、この教材は最高の成果をあげ、僕もかつてない 栄光を手にすることができた・・・・ 今頃、彼女はどのようにしているだろう? 僕のこの成功をどのように思っているのだろう? ふとそのような思いが浮かんだとき・・・・・・ 彼女はまってましたとばかりに姿を現した。 というのも、実は彼女はこのプロジェクトの一員 だったのだ。 坪井さんがぼくにメールをくれたのも、実は彼女 勧めがあったかららしい。 今、本当に思う・・・・ありがとう・・・・ そして、君に感謝してもしつくせないこの思いを もう一度伝えようと心に決めていた・・・・ 終わり 前へ ホームに戻る |