エピソード4〜強さ
  

      
      
 より学習者のためになる学習方法・・・・・


        なかなか考えるのが難しい問題であった。

        そもそも人が何かを学ぶときは動機がなければ

        ならない。


        つまり、学習することによって得る何かを求めて

        いるのが学習者である・・・・・


        学習することによって得る何かをより具体的に

        目に見える形で何かを表現できれば、学習につな

        がり、学習者にとって有益なものができるのでは

        ないのか?



        僕はさっきから、とりつかれたように考えていた。

        
        いつものように冷蔵庫からビールをとりだし、一息
 
        いれることにした。




         喜びを与える学習・・・・しかも効果的な学習・・・・・

        そもそも語学の場合は暗記することが多いのが現実だ・・・

        
         それをどのように・・・・・





         そのとき、僕の頭にあることが浮かんだ・・・・・・


          これだと思った・・・・・


          僕はこのとき世界をまるで制圧したかのような

          気分に包まれた。


          そう・・・・・僕は成功した・・・・・


          そのような快感に包まれた・・・・



           
          僕は坪井さんにメールを送り、明日会うアポを

          とった・・・・・・





          「・・・・・・・正直ここまではやくアイデアを出して

          くるとは思ってなかったですよ・・・・・」


          坪井さんはとまどったような声で言った。


          「坪井さん・・・・僕はこれだと思いました。

          学習においてどうしても比重を置く必要があるもの

          があります。


          それは、単語・熟語のチカラです・・・・・


          しかし、それは通常地味な努力によってなされる

          ことが多い・・・・


          そこで、僕は考えたのです。



          ・・・・・・このようにしてみてはいかがでしょうか?」



          しばらくの沈黙が続いた・・・・風が吹いた・・・・・・

          春の風だった・・・・・

          ちょうどあの頃を思い出す・・・・・


          あのゴミ置き場で彼女に拾われた日のことを・・・・




          「森さん・・・・・いいと思います。これでいきましょう!」


           
           
           戦いの幕はおろされた・・・・そのとき僕の中でなにか

          が変わろうとしていた・・・・・



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